今回は東京都町田市内のゴルフ練習場に防犯カメラの設置工事を行ってきました。

 

依頼内容は、ゴルフ練習場での事故防止を最大の目的とし、同時に施設の防犯対策やゴルファーとしてのモラルやマナーを守る対策として、防犯カメラの設計と施工をお願いしたいとのご依頼でした。

 

先ずは、お客様からのヒヤリングを参考に提案の内容を整理して行きます。

今回は事故防止が最大の目的と言う事でしたので、先ずは練習における事故をシミュレーションしてみました。

 

ゴルフをされる方なら良くお分かりかと思いますが、ゴルフの打球は、非常にスピードが早く、ボールは小さいながらも非常に固いため、打球事故が発生すると大きな怪我につながる場合があります。打球があらぬ方向に飛んで行く、またはその可能性があるお客様には予め注意を促し、打席を変更するなどの調整を可能にしたいと思いました。さらに、ゴルフクラブも同様にスイングしたクラブに接触すると大怪我につながります。打席をはみ出してのスイングを行う方への注意もいち早く可能に出来ればと考えました。

この様な万が一の事故を防ぐため、各打席が見渡せるようにカメラを設置して、危険性が認められる場合には、未然に注意をするなどをして、事故防止が出来るように設計しました。

 

防犯カメラの映像は、転倒事故などがあった場合なども、事故原因の究明に活用することが出来ます。単独での転倒なのかボールを踏んでしまっての転倒なのか、などを検証する事により今後の事故防止にもつなげていく事が可能です。

 

 

また、この様な施設ですと、多くの場合、深夜から早朝にかけて無人となります。今回の施設には警備会社さんと連携する機械警備は元々設置されていましたが、防犯カメラは設置されていなかったため、施設（特にはクラブハウス内）を、警戒する為の対策としても検討をして設計しました。これにより施設内はもとよりクラブハウス内の防犯がより強化されたことになります。

 

更に更に、礼儀や礼節を重んじるスポーツにあって、特にマナーに厳しいと言われているのがゴルフです。紳士淑女としてのマナーを身に着けて頂くため、カメラの存在によって故意的なルール違反を抑止する。設備の破損や盗難などを抑止するなどをして、秩序あるプレーや行動を身に着けてもらえるように活用をして頂きたいと思います。

 

今後は、各施設のカメラ映像を本部一括管理する方向で進めて行きたいとのご要望もあったため、この施設には遠隔監視に最適なネットワークカメラを施工させて頂きました。

この映像を活用して、事故防止対策会議を行う。接客状況の把握などにも活用したいとのことでした。ご依頼当初は、映像の安定性が抜群のＡＨＤアナログカメラでご提案するか、ネットワークカメラでご提案をするか悩みましたが、上記を踏まえて今回はネットワークカメラでのご提案となりました。

 

スポーツクラブやフィットネス・ジムなど、一般的なオフィスや住宅とはちょっと違った施設でも大丈夫！私達セキュリティコーディネーターにご相談いただければ最適なご提案をいたします。

 

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